地震と私たち
2011年3月11日14時46分、我が国観測史上最大のマグニチュード9.0という未曾有の大震災が日本を襲いました。
私たちは、たとえ何世紀が経過しようとも、この大震災を決して忘れてはなりません。
しかしながら、このような大きな災害でさえ、時の経過と共に風化し、鮮明だった記憶も徐々に薄らいでしまう可能性を否定できません。あらためて地震について、一緒に考えてみませんか?
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STEP1

地震について考える

地震はどのようにして発生するのか?巨大地震の発生する確率はどうなっているのか?一緒に考えてみましょう。

地震発生のメカニズム

日本で発生する地震は、発生メカニズムと発生場所によって、大きく「海溝型地震」と「直下型地震」の2つに分けられます。

地震発生のメカニズム

東日本大震災の被害が大きくなった原因も津波でした

津波は、海が深いほど速く伝わる性質があり、沖合いではジェット機に匹敵する速さで伝わります。 逆に、水深が浅くなるほど速度が遅くなりますが、とはいっても、オリンピックの短距離走選手なみの速さで陸上に押し寄せるので、普通の人が走って逃げ切れるものではありません。津波から命を守るためには、津波が海岸にやってくるのを見てから避難を始めるのでは間に合いません。海岸付近で地震の揺れを感じたり、津波警報が発表されたら、速やかに避難しましょう。

津波の高さの変化

今後発生が予想される東海・東南海・南海地震も、津波を伴うことが多い「海溝型地震」であり、いつ発生してもおかしくないと言われています!

【出典】気象庁ホームページ津波発生と伝播のしくみ (http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/generation.html)を参考に構成

巨大地震発生の危険性

「近いうちに巨大地震が来る」と、最近頻繁に耳にしますね。ここで改めて、地震の発生確率について考えてみましょう。

今後30年以内に日本で巨大地震が発生する
確率は…

以下の日本地図は、確率論的地震動予測地図といって「ある一定期間内に、ある地域が強い揺れに見舞われる確率」を色分けして地図上に示しています。

2014年から30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布

巨大地震は繰り返し起きている?

この100年間に、日本では、関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災という大規模な地震が3回も発生しています。
歴史的に見て、これらの大きな地震は繰り返し発生しています。
例えば南海トラフでは、およそ100年程度の間隔で地震が発生しています。

今後30年以内に南海トラフで巨大地震が発生する確率
今後30年以内に自然災害・事故などにあう一般的な確率
自然災害・事故などにあう確率は低いですが、多くの人は日頃からこれらの事故などにあわないよう意識しています。
地震に対しても「身近な危険」ととらえて、日頃から備える姿勢が必要です。
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SJNK15-50592(2016.3.3)